オレンジ色に輝く校舎で〜君と見つめた最後の時間〜





『どう言う事..⁉︎ なぜ美織ちゃんが..』


『分からない』




宇宙が聞いたけど分からない本当の話。



電話の近くには美織ちゃんの存在がある事を聞いてしまった。




違う日にまたしても春翔クンからの電話を受けていた宇宙。





『美織ちゃん、今..春翔に告白されているんだ。
春翔、深雪じゃなくて美織ちゃんのことが好きなんだって..』


『美織ちゃん⁉︎ 深雪のことは諦めたの⁉︎』


『分からないけど、らしい..』




深雪じゃなくて美織ちゃん..?

深雪のこと、あんなにも好きだったよね。



美織ちゃんは、
ずっと宇宙のことを追いかけたはずなのに..。
< 201 / 249 >

この作品をシェア

pagetop