オレンジ色に輝く校舎で〜君と見つめた最後の時間〜
『秋葉も同じように宇宙にヒトメボレしていたんだよっ。
放課後の時間に...んっっ、ええっ...アンッ...』
宇宙......?
宇宙の唇が...
秋葉の唇を塞いでいる。
『好きだったんだ、この2か月。
だから待っていて...』
『好きだったよ。秋葉も同じように...』
夕陽は遠くに沈んでしまったけど、
太陽のような存在の宇宙が隣に。
宇宙の唇が再び、
秋葉の唇を覆って来た。
学校中の噂が酷い中でも、
ふたりは想いあっている事実に嘘はひとつもなかったよね。
気持ちを知るふたりは、
何度もキスを交わした時間は幸せそのものだった。