オレンジ色に輝く校舎で〜君と見つめた最後の時間〜
1年後には結婚を夢にして、
お互いに頑張って行こうして来た。
こんなに頼りのない秋葉と、
ずっと一緒にいたいって言ってくれている宇宙。
本当に本当に幸せにしかなく、
結婚式場を観に行くまでになってしまったんだね。
『うわぁ、ここの式場で挙げたいよっ』
『近いうちに入ってみる?』
『うわぁ、真面目に?
ドキドキして来たよっ』
結婚式場を巡り、
お互いの夢をずっと話するようにまでなっていたよね。
そのあとふたり、
式場の周りをグルグル周りながらいたとき。
式場の係りの人が知って話しかけてくれた事から入ってみることにした。