オレンジ色に輝く校舎で〜君と見つめた最後の時間〜
宇宙と結婚を前提として、同棲して夢をたくさんくれた彼。
宇宙と結婚を意識して、
早いうちに入籍しようとして急いでしまう胸中。
その1か月後のことだった_..
仕事が終わり、
買い物をして急いで帰って来た。
夜9時には帰ってくる宇宙。
疲れ果て、
うたた寝してしまった時..
目が覚めた時には10時をはるかに過ぎているし..
目が覚めているのに、
身体が重たくなって行くのを感じる。
あれ⁉︎
宇宙..⁉︎
宇宙が帰っていない..?
携帯を机の上から取るのが困難になりつつ、
手を伸ばす。
【高鍋 宇宙】