オレンジ色に輝く校舎で〜君と見つめた最後の時間〜





秋葉の事を考えてくれていた宇宙は、
親友の聖夜クンにお願いをしていた。





そんな事も知らずに、
はじめて聞いたんだよね。




『聖夜クン、ありがとう』


『俺、秋葉ちゃんを幸せにするよ。
アイツが出来なかったことも..
付き合ってください』


『聖夜クン、ありがとう。
お願いします』





こうして、新たな道へと向かって行く決心をした秋葉は聖夜クンとお付き合いをはじめた。





まだ宇宙との別れから1週間しか経ってもいないうちに..



でも、落ち込みの激しい秋葉の事を見ていられなかったんだと思う。




聖夜クンと付き合って行くうちに次第に惹かれていく自分もいた。


< 239 / 249 >

この作品をシェア

pagetop