オレンジ色に輝く校舎で〜君と見つめた最後の時間〜





その一方で、
宇宙の事は未だに忘れられるはずがなくて..




夢の中には、
今も幸せだった宇宙との日々や笑顔が鮮明に出て来る。





夕陽が浮かぶ日、
空を見ても隣にいない宇宙がいるような気さえしていて..



まだこの世にいるんじゃないか、
どこかにいるんじゃないか..って思ったりもする。




でも、
彼の親友の聖夜クンと付き合って行くうちに次第に変わりつつあった。




それは1年が経ってからのことで、
聖夜クンのチカラがあったからこそ。




惹かれていた宇宙の顔ではないけど、
沈むばかりの秋葉に明るい陽射しを与えてくれるのは聖夜クンだった..*
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