オレンジ色に輝く校舎で〜君と見つめた最後の時間〜
『嫌ぁ〜...待ってぇー...』
ブクブクブク...
水泳も出来っこない秋葉は、
川に入ってしまいながらも川の水を飲み込んだ。
ゴホンゴホン...
苦しくなる一方で宇宙は笑っているし...
隣では同じようなことが起きていた。
聖夜クンが深雪を...
春翔クンが希良梨を川面に突き落とす。
6人がびしょ濡れになっていたけど、
みんなの笑顔いっぱいの夜は更けていった。
楽しい時間はあっという間に終わり、
花火を片付けている時間も遊ぶ日程を考えだす6人がいるんだから、笑える。
『夏祭り、行くだろう?』
『行こうか』