オレンジ色に輝く校舎で〜君と見つめた最後の時間〜
美織ちゃんも宇宙に惹かれているひとりだった。
だから、
この様子が気に入らないんだね。
宇宙が背を向けた時、
美織ちゃんたちが秋葉の机の方へときた。
見ないフリをして座っているときだった...
コンコン...
美織ちゃんたち4人が秋葉を取り囲んでしまった。
『秋葉、調子こきすぎじゃない?あんた...』
『......』
『ねぇ、聞いてるの?
宇宙クンにあんたは釣り合わないんだよ!
分かっているよねぇ』
1学期と同じように...
というより、もっとひどくなってしまってる。
『分かってるよぉ...』
『調子こくなよ。みんな嫉妬してんだよ。
ふざけるな』