オレンジ色に輝く校舎で〜君と見つめた最後の時間〜



...ふざけるな、って。





宇宙のこと好きなら女の子らしくして、
痩せてみなさいよ。



そう言いたかったけど、
言ってしまえばもう終わりだと思うから。




他の人の耳に入ってしまうし、
宇宙の耳にも入ってしまうのは分かっている。




宇宙と関わりが切れて、
嫌われるのがなによりも怖かったから。




嫌味を言われたその日から、
変わりはじめていた秋葉を助けてくれたのは...?



ツライ現実を知り、
逃げようとした秋葉を照らしてくれたのは...?




間違いなく、
そう...宇宙だったんだから。






気持ちが不透明になりがちな中、
太陽のチカラを照らし続けてくれたんだよね...*
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