オレンジ色に輝く校舎で〜君と見つめた最後の時間〜

ある日の夕方_...




夕陽が沈む頃、宇宙が石段に座っているのを見ていた秋葉は宇宙の元へ駆け寄る...





『話ししませんか?』


『秋葉ちゃん?俺も話したかったから...』





この時、
はじめて話をしたんだよね。





夕陽が沈む頃だったせいか、
いつになく宇宙の横顔は眩しく見える。



オレンジ色の夕陽が沈む_..,



オレンジ色の夕陽が沈む側で、
オレンジ色の夕陽の下で見る宇宙がカッコ良く見えている。




めっちゃ笑顔で、
たくさん話をする宇宙。



初対面とは思えないし、
すごく話が合う気がしていた。



気がついた時には、
オレンジ色の夕陽がなくなっていたんだ。
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