オレンジ色に輝く校舎で〜君と見つめた最後の時間〜
ごめんね...
って、こんな風に言うのは悪いけど “この子、謝るんだ ” って思った。
世間知らずのイメージしかなくて、
怖いイメージしかなかったから...。
『美織ちゃん...』
ため息しかなくて、
でも真剣に謝っている美織ちゃんがいるし。
『うん。
宇宙クンとの事、嫉妬している美織がいて...。
でも真剣に謝りたい。
ごめんね、本当にごめんね』
『美織ちゃん。頭、あげてよっ』
美織ちゃん、
真剣に謝りたいと思っていたんだね。
『秋葉ちゃん、親友になろうよ』
親友に...?
でも複雑だったのは本当の気持ち。
『友達だよっ』