もしもこの世界がバラ色なら私は幸せなのでしょうか。
「大丈夫?最近、」



部屋に通してもらって、しばらく無言が続いた。


それを破ったのは弟の奏くんだ、



「う、うん…トラブルはあったけど。」




「助けてあげられなくてごめんなさい」



そう言って頭を下げる奏くん




「そんな、気にしないで?」




「奏くんは?元気だった?」
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