もしもこの世界がバラ色なら私は幸せなのでしょうか。
そう言われてから、毎日は怒涛のように過ぎていった。


藍ちゃんから、藍って呼んでって言われてからは、


「藍」

と呼んでいる。


でも、藍の心の傷は癒えていなかった。









< 31 / 266 >

この作品をシェア

pagetop