もしもこの世界がバラ色なら私は幸せなのでしょうか。
「ま、まずは自分のことを好きになりたい」



「ん?」




いつの間にか健人の膝の上に乗って、髪の毛をいじられてる



「今は何も無くて、空っぽだけど、健人2週間ほどふさわしい女性になりたい」



目を合わせてちゃんと自分の意思を伝える




両親の前だとそれは許されなかったけど



健人は私の話を聞いてくれるから
< 99 / 266 >

この作品をシェア

pagetop