乳房星(たらちねぼし)・ドラマノベル版
【あゝ無情】
また時は流れて…
1999年秋…
1998年夏にアメリカ合衆国本土の医大を卒業した私は、アメリカ合衆国の医師免許を取得した。
同時に、難易度がめちゃめちゃ高い国家資格をたくさん取得した。
1998年8月31日時点で私が保有している資格は9000万種類に増えた。
医大を卒業したあとは、イワマツを作るプロジェクトとより難易度の高い国家資格を取得することの暮らしを送る。
イワマツグループの全メンバーたちは、1日も休まずに班ごとの活動している。
そんな中であったが、日本でどーでもええもめごとが発生した。
時は1999年10月2日の午後1時過ぎのことであった。
場所は、松山市古川北にあるスタバにて…
28歳のゆりことけんちゃんは、お茶をのみながら話をしていた。
テーブルの上には、ドリップコーヒーのトールサイズとニューヨークチーズケーキが置かれている。
ゆりこは、ものすごくつらい声でけんちゃんに言うた。
「あのねけんちゃん。」
「なんぞぉ~」
「ゆりこね…4ヶ月なの…」
「4ヶ月…オメー、何言うてんねん…頭いかれとんとちゃうで~」
「(ムキになった声で)ゆりこ!!本気でいよんのよ!!」
ムキになった声で言うたゆりこに対して、けんちゃんはますます生ぬるい声で言うた。
「せやけん、4ヶ月がどないした言うねん…」
「だから、ゆりこの胎内(なか)に赤ちゃんができたのよ!!」
「赤ちゃんができた…それ、ホンマなん?」
けんちゃんの問いに対して、ゆりこはコクンとうなずいた。
けんちゃんは、ゆりこに胎内の赤ちゃんはだれの子なのかとたずねた。
「それで…胎内の赤ちゃんのオトンはだれなん?」
けんちゃんから胎内の赤ちゃんの父親のことを聞かれたゆりこは、くすんくすんと泣き出した。
「くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
けんちゃんは、煮えきらない声でゆりこに言うた。
「ゆりこちゃん…泣いていたらわけが分からへんねん…ゆりこちゃんってば…」
「くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…だって…だって…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
けんちゃんは、腕時計をチラチラみながらあせっている。
「おい、オレはもうすぐバイトへ行く時間なんだよ…ゆりこちゃん、聞いてんのかよ!!」
「くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
ゆりこは、くすんくすんと泣いてばかりいたのでけんちゃんに大事なことを伝えることができなかった。
1999年秋…
1998年夏にアメリカ合衆国本土の医大を卒業した私は、アメリカ合衆国の医師免許を取得した。
同時に、難易度がめちゃめちゃ高い国家資格をたくさん取得した。
1998年8月31日時点で私が保有している資格は9000万種類に増えた。
医大を卒業したあとは、イワマツを作るプロジェクトとより難易度の高い国家資格を取得することの暮らしを送る。
イワマツグループの全メンバーたちは、1日も休まずに班ごとの活動している。
そんな中であったが、日本でどーでもええもめごとが発生した。
時は1999年10月2日の午後1時過ぎのことであった。
場所は、松山市古川北にあるスタバにて…
28歳のゆりことけんちゃんは、お茶をのみながら話をしていた。
テーブルの上には、ドリップコーヒーのトールサイズとニューヨークチーズケーキが置かれている。
ゆりこは、ものすごくつらい声でけんちゃんに言うた。
「あのねけんちゃん。」
「なんぞぉ~」
「ゆりこね…4ヶ月なの…」
「4ヶ月…オメー、何言うてんねん…頭いかれとんとちゃうで~」
「(ムキになった声で)ゆりこ!!本気でいよんのよ!!」
ムキになった声で言うたゆりこに対して、けんちゃんはますます生ぬるい声で言うた。
「せやけん、4ヶ月がどないした言うねん…」
「だから、ゆりこの胎内(なか)に赤ちゃんができたのよ!!」
「赤ちゃんができた…それ、ホンマなん?」
けんちゃんの問いに対して、ゆりこはコクンとうなずいた。
けんちゃんは、ゆりこに胎内の赤ちゃんはだれの子なのかとたずねた。
「それで…胎内の赤ちゃんのオトンはだれなん?」
けんちゃんから胎内の赤ちゃんの父親のことを聞かれたゆりこは、くすんくすんと泣き出した。
「くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
けんちゃんは、煮えきらない声でゆりこに言うた。
「ゆりこちゃん…泣いていたらわけが分からへんねん…ゆりこちゃんってば…」
「くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…だって…だって…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
けんちゃんは、腕時計をチラチラみながらあせっている。
「おい、オレはもうすぐバイトへ行く時間なんだよ…ゆりこちゃん、聞いてんのかよ!!」
「くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
ゆりこは、くすんくすんと泣いてばかりいたのでけんちゃんに大事なことを伝えることができなかった。