乳房星(たらちねぼし)・ドラマノベル版
【多摩蘭坂(たまらんざか)】
それから7時間後のことであった。
ゆりこは、夜9時頃にカレ(松山市内のホスト店の売れっ子ホスト)と会って、車に乗って遠出した。
カレが運転する赤のマツダRX7(スポーツカー)は、松山市内を出て松山自動車道と高知自動車道と国道32号線と55号線を通って室戸岬方面へ向かった。
日付が変わって、10月3日午前2時過ぎのことであった。
2人が乗っているスポーツカーは、竹ヶ島(徳島県海陽町宍喰)に到着した。
カーオーディオのスピーカーからRCサクセションの歌で『多摩蘭坂』が大音量で流れていた。
「ちょっと、歌止めてよ!!」
ゆりこが『オーディオ止めて!!』と言うたので、カレはオーディオの電源を切った。
車は、島の神社の駐車場に停まっていた。
オーディオを止めたカレは、ゆりこに胎内にいる赤ちゃんを産んでくれと要求した。
ゆりこは『イヤ!!堕ろす(おろす)!!』と言うてイコジになった。
カレは、泣きそうな表情でゆりこに『産んでくれ~』と強要した。
「なあ、ゆりこ…」
「イヤ!!やめて!!」
「そんなひどいこと言わないでよぅ…」
「イヤ!!堕ろす!!」
「産んでくれ~…この通りだ~」
「イヤァァァァァァァァァァァァ!!」
(ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!)
カレは、ゆりこが着ていた白のブラウスを思い切り破いた。
間を置かずに、赤色のシフォンスカートを脱がした。
脱がされた衣服の中から、白の貝殻の形のブラジャー・ショーツがあらわになった。
ゆりこは、右足でカレのまたくらを思い切りけとばしたあと、車の外へ逃げ出した。
ところ変わって、遊覧船の乗り場にて…
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!よーくーん!!よーくーん!!」
下着姿のゆりこは、泣き叫びながら逃げている。
カレは、シツヨウにゆりこを追う。
「待てよ!!なあ、ゆりこ!!」
カレは、下着姿のゆりこを捕まえたあと犯そうとしていた。
「イヤ!!離して!!」
「ゆりこ~」
「イヤ!!離して!!離して!!」
ゆりこは、必死になってカレに抵抗した。
しかし…
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
(ドボーン!!ブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブク!!)
ゆりことカレは、足を踏み外して海に落ちて沈んだあと、潮流(しお)に流されて行方不明になった。
それから3日後の10月6日朝6時頃であった。
場所は、三重県尾鷲市の国道42号線の大橋の付近にて…
(パタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタ…)
現場上空に、三重県の防災ヘリコプターが旋回している。
朝5時過ぎに、近くを散歩していた住民の女性から『若い女男(アベック)が川に浮いてるのを目撃した…』と言う119番通報が尾鷲市の消防本部に入った。
事件現場は、物々しい空気に包まれていた。
(ウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウー!!)
事件現場の川岸に停まっている三重県警のパトカー3台と救助工作車がけたたましいサイレンを鳴らしている。
川に出ている大型のモーターボート3隻に、地元の消防団のオッチャンたちが乗っている。
消防団のオッチャンたちは、しかめっ面で引き上げ作業を行っている。
引き上げられた女男は、ゆりことカレであった。
水から引き上げられた2人は、ストレッチャーに載せられて、車に積まれたあとどこかへ運ばれたようだ。
ゆりこは、夜9時頃にカレ(松山市内のホスト店の売れっ子ホスト)と会って、車に乗って遠出した。
カレが運転する赤のマツダRX7(スポーツカー)は、松山市内を出て松山自動車道と高知自動車道と国道32号線と55号線を通って室戸岬方面へ向かった。
日付が変わって、10月3日午前2時過ぎのことであった。
2人が乗っているスポーツカーは、竹ヶ島(徳島県海陽町宍喰)に到着した。
カーオーディオのスピーカーからRCサクセションの歌で『多摩蘭坂』が大音量で流れていた。
「ちょっと、歌止めてよ!!」
ゆりこが『オーディオ止めて!!』と言うたので、カレはオーディオの電源を切った。
車は、島の神社の駐車場に停まっていた。
オーディオを止めたカレは、ゆりこに胎内にいる赤ちゃんを産んでくれと要求した。
ゆりこは『イヤ!!堕ろす(おろす)!!』と言うてイコジになった。
カレは、泣きそうな表情でゆりこに『産んでくれ~』と強要した。
「なあ、ゆりこ…」
「イヤ!!やめて!!」
「そんなひどいこと言わないでよぅ…」
「イヤ!!堕ろす!!」
「産んでくれ~…この通りだ~」
「イヤァァァァァァァァァァァァ!!」
(ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!)
カレは、ゆりこが着ていた白のブラウスを思い切り破いた。
間を置かずに、赤色のシフォンスカートを脱がした。
脱がされた衣服の中から、白の貝殻の形のブラジャー・ショーツがあらわになった。
ゆりこは、右足でカレのまたくらを思い切りけとばしたあと、車の外へ逃げ出した。
ところ変わって、遊覧船の乗り場にて…
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!よーくーん!!よーくーん!!」
下着姿のゆりこは、泣き叫びながら逃げている。
カレは、シツヨウにゆりこを追う。
「待てよ!!なあ、ゆりこ!!」
カレは、下着姿のゆりこを捕まえたあと犯そうとしていた。
「イヤ!!離して!!」
「ゆりこ~」
「イヤ!!離して!!離して!!」
ゆりこは、必死になってカレに抵抗した。
しかし…
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
(ドボーン!!ブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブク!!)
ゆりことカレは、足を踏み外して海に落ちて沈んだあと、潮流(しお)に流されて行方不明になった。
それから3日後の10月6日朝6時頃であった。
場所は、三重県尾鷲市の国道42号線の大橋の付近にて…
(パタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタ…)
現場上空に、三重県の防災ヘリコプターが旋回している。
朝5時過ぎに、近くを散歩していた住民の女性から『若い女男(アベック)が川に浮いてるのを目撃した…』と言う119番通報が尾鷲市の消防本部に入った。
事件現場は、物々しい空気に包まれていた。
(ウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウー!!)
事件現場の川岸に停まっている三重県警のパトカー3台と救助工作車がけたたましいサイレンを鳴らしている。
川に出ている大型のモーターボート3隻に、地元の消防団のオッチャンたちが乗っている。
消防団のオッチャンたちは、しかめっ面で引き上げ作業を行っている。
引き上げられた女男は、ゆりことカレであった。
水から引き上げられた2人は、ストレッチャーに載せられて、車に積まれたあとどこかへ運ばれたようだ。