大好きでした。
はじめの一歩♦
私は、今日から正真正銘高校生になるんだ!
「未歩ちゃん?起きなさ~い。」
私、八神未歩(やがみみほ)。
恋なんてしたことがない。
だから、
高校デビューをするためにこの学校に行く
ことにしたんだ。
「…っん~…ふわぁぁ~……」
だんだんと聞こえてくる階段を駆け上がる
バンっ!!!!!
いきなり、ドアが開いたと思ったら、同時
に母の声が私の部屋に響いた。
「未歩~~~~~!!!!!おきなさ~~~い
!!!」
「…っわぁ!!!」
私は、ベットから飛び起き階段を駆け降り
た。
これが、八神家の朝。普通の朝。
「早く行きなさい!バス乗り遅れるわよ?
」
私は、パンを口に放り込みミルクを一気飲
みした。
「は、はやくいかなきゃなのに~!!」
髪をくるくる巻いて家を出た。
我ながらとっても可愛い!
ここが旭ヶ丘学園……とっても広い学校
だなぁ…
まず、クラス見に行~こぉっ!
「私は…っあった。1年3組かぁ…」
どんな毎日になるんだろう。
とても楽しみだっ。
私は、胸を弾ませていた。すごく、すごく
、これからの毎日に
期待の目を向けていた。
===どんな毎日が待ってるのかな!===
ガラッ――――――――――――――――――――――
私はクラスへと
入った――――――――――――――――――。