roadside stone love
一通り担任が話し終えたあと「みなさんも自己紹介をしましょう」なんて言うもんだから、面倒なことが増えてしまった。
何を話そうかな、なんて考えているうち、とうとう俺の1つ前まで順番が回ってきていた。
前の女子が終わったようだ―。嫌々ながらも、俺は席を立った。
「鳳仙小から来ました、飯岡 碧です。好きな食べ物は梅とI〇EBOXで、誕生日は4月22日、2日後です。ぜひお祝いしてくださいね。プレゼント待ってます」
何も思いつかなかったので、思っていることを正直に口に出しただけだが、どこか面白かったのか拍手に交じって小さな笑い声が聞こえてきた。馴染みやすいと思ってもらえれば、それでいいが。
まあ、とにかく。これで面倒ごとはひとつ減ったわけだ。
何を話そうかな、なんて考えているうち、とうとう俺の1つ前まで順番が回ってきていた。
前の女子が終わったようだ―。嫌々ながらも、俺は席を立った。
「鳳仙小から来ました、飯岡 碧です。好きな食べ物は梅とI〇EBOXで、誕生日は4月22日、2日後です。ぜひお祝いしてくださいね。プレゼント待ってます」
何も思いつかなかったので、思っていることを正直に口に出しただけだが、どこか面白かったのか拍手に交じって小さな笑い声が聞こえてきた。馴染みやすいと思ってもらえれば、それでいいが。
まあ、とにかく。これで面倒ごとはひとつ減ったわけだ。