Seven...YUKI
「光輝ぃ!!!!起っきろ!!」
と叫んだ。
「あぁ!?」
なんだ起きてるんじゃん。
でも、眠そうにあたしを見つめた。
「なんだよ…寝させろ」
「何言ってんの!朝ごはん作ったんだよ」
「朝ごはん?」
「そう♪早くおいでね~」
あたしがそう言って部屋を出てから
しばらくして光輝も部屋から出てきた。
あたしは光輝がいすに座るのを確認して、
「いっただきまぁす!!」
「いただきます」
パンに、スクランブルエッグ、
ウィンナー。
それとコーヒー。
光輝がスクランブルエッグを一口、
「どう?」
なんて聞いたら、
「うん。上手い」