Seven...YUKI
気がついたら橘家のあたしの寝室。
それから1日橘家にお世話になり
次の日には施設に行った。
正直…光輝とさよならは嫌だけど…。
迷惑かけられないし…仕方ないよね。
そう自分の中に言い聞かせてた。
施設に着くなり声をかけてきた
園長先生。
「光輝くん!本当にありがとう!」
「え…?」
そりゃいきなり言われても困るよ。
光輝はとまどってた。
「昨日、警察署の署長さんが来て、
報告してくれてね」
そう言いながらあたしと光輝を
施設の中に案内した。
「それで?今日はわざわざ
報告しに来てくれたのか?」
「あっ…いや」
「…あぁそうか。
もう事件は解決したから愛莉ちゃんを…」
「はい。俺もいろいろと忙しくて」
「…愛莉ちゃんはそれでいいのか?」
「…うん」