Seven...YUKI
「あぁ。ごちそうさま」
そう言ってソファーに座った。
おいしくなかったのかな…あっ。
そうだ!
「ねぇ!光輝?」
ご飯を食べかけで光輝の横に座った。
「何?」
「高校合格したらどっか行かない?
ってか、連れてって?」
そう聞くとテレビを見ながら
首をひねった。
「どっかってどこ?」
「う~ん…。映画とか!」
「映画?そんなの友達と行けよ。
それに俺、映画は100%寝るから無理」
「えぇ~。お願い!!」
光輝とどっかに行くチャンス!
あたしは必死にお願いした。
「はぁ…分かったよ!
じゃあ高校合格したらな」
仕方なさそうにそう言った。
「やった~!!ありがと光輝♪」
やった!やった!