Seven...YUKI
一緒の中学の子は1人もいないから
1人で下駄箱まで向かい、
そこで配ってたプリントを
封筒の中に入れてそのまま学校を
出ようとした時、
「ねぇ!君どこの中学の子?
ここら辺の制服じゃないよね?」
2~3人の男子に声をかけられた。
「え?…あの」
「超可愛いね!まじで!なんて名前?」
「良かったらさっ。メアド交換しない?」
あたしは無視して歩いた。
でもその先にもたくさん男子が
群がってきた。
そしてまた質問攻め。
もう~!!なんなのよっ!
「ごめんなさい…急いでるんで」
「いいじゃん~。まじさぁ、
俺君気に入った!まじ友達なろ?」
「すいません」
はぁ…やっと抜けれた。
って思ったのに今度はここの
生徒に絡まれた。
「君、受験生?可愛いね~。
受かったらサッカー部の
マネージャーやってよ!」
「あっ…考えときます」