Seven...YUKI


きっと光輝のことだから
瞳さんのことをすごく大切にしてたはず。



それを考えるだけでも…すごくつらい。



「…雪ちゃんさぁ、学校はどうなの?」



「学校?」



「学校でかっこいい子とか
いいなぁ~って思う子いないの?」



学校…。



「特に…あんま気にしたこと
無いかもしれないです…」



「…完全に光輝しか見えてない感じね」



「はっ?」



「じゃあ告られたりとかは?」



「えっと…あります」



「あるの?どれくらいどれくらい?」



「…昨日と…一昨日も…その前も
あっ、毎日です」



「え!?毎日って」



「下駄箱にいつも手紙が
入ってるみたいなんです。
みんなあたしに近寄れないから」



「え?え?どゆこと?」



あたしの言葉に疑問だらけの香奈さん。



この話は話せば長い。


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