Seven...YUKI


振り向くとそこには一番会いたくない奴。



「げっ…高嶋…」



「よぉ!偶然だな」



偶然?わざとらしい…。



「あんたつけてきてたんじゃないの?」



「それはないだろ望月!
俺を何だと思ってんだよ。
ってか、何してんの?」



あんたに関係ない。



そう言おうと思ったのに、



「来週雪の誕生日だから
プレゼント買いにきたの」



って、深華が余計なことを
言ってしまった。



「誕生日なのか?」



「…そうだけど?何か文句ある?」



「じゃあさっ!来週デートしない?」



はい~?



「うわぁ…高嶋積極的…」



「あのねぇ…デートって
カップルがするもんだよ?
何であんたとしなきゃいけないの?」



「別にいいだろ?
なんなら付き合っちゃえばいいじゃん?」



ありえない!!


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