Seven...YUKI
結局頭はこんがらがったまま。
だけど…考えてるうちに出た答え。
1つ試したいことがあるんだ。
「光輝…あのね?」
「ん?」
「日曜…どっか行かない?」
「あー…悪い。
俺その日は仕事入っちゃって…」
「日曜なのに?」
「あぁ、急に。ごめんな」
バツが悪そうにあたしに謝ってる。
「…じゃあ、あたしデートしてくる…」
「えっ?」
「何時になるか分からないけど…
遅くなったら1人でなんか食べてて」
そう言うとぼーっとしてる光輝。
「光輝。聞いてる?」
あたしは光輝の目の前にしゃがんで
光輝を覗き込んだ。
「光輝?」
「え…あぁ。何だっけ?」
「デート…してきていい?」
「あっ?ゆ、雪!彼氏できたのか?」