Seven...YUKI
すっごいあせって聞いてきた。
「…うん。まぁ、そんな感じ?」
「そっか~。ならいいんじゃない?」
いいの?…デートしても。
あたしは光輝をしばらく見つめた。
「な、何だよ」
「はぁ…べつに?なんでもない!」
あたしはため息をついてご飯の準備。
…やっぱり…デートするって言っても
反応無しか…。
高嶋の言ってた通り…妹みたいにしか
思ってないのかも。
…諦めた方がいいのかな…。
次の日。
1日考えたけどやっぱり分からない。
ただ…もう1回光輝に確かめたい。
もう1回デートのこと話して…。
無反応だったら…デートしてこよう。
高嶋の言うとおり誕生日に1人ってのも
すっごく淋しいし…。