Seven...YUKI
Plululu~♪
「あっ…着信だ…」
かばんから携帯をだして開いた。
「…光輝?」
その時ちょうど携帯の時刻を見た。
もう6時じゃん。
心配したのかな…。
ってか…高校生で6時に帰る人って
なかなかいないと思うけど…。
そう思うと思わず笑ってしまった。
電話に出ようとした時、
あたしの携帯は高嶋にとられた。
「ちょっ…高嶋!?」
「出るなよ…」
「は?」
「あいつのこと考えるな」
そう言いながらなり続ける電話を
無視して自分のズボンのポッケに入れた。
「ちょっと!返してよ!」
そう言ってるあたしを無視して
すたすた歩き始めた。
「高嶋!」