Seven...YUKI
なんで…あたしの誕生日知ってたの?
そう聞きたかったけど聞けなかった。
プレゼント貰えた事が嬉しくて。
「…雪?やっぱ気に入らない?」
「え?ううん。
すっごい嬉しいありがと」
あたしは笑顔でお礼を言った。
「はぁ~よかった」
「…光輝?」
「いやっ、気に入らなかったら
どうしようと思って」
「すっごく気に入った。ありがとね光輝」
「うん。…よしっ!もう寝るかな?
風呂入ってくる」
「え!?寝るの?」
「寝る…けど何?」
「あの…一緒に寝ない?
朝まで手…つないで…」
今日のことが明日になったら
なくなってるかもしれない。
それが…恐い。
「え…あぁ。いいよ?」
「いいの?」