Seven...YUKI
バイクのところについたあたしは
ヘルメットをかぶって光輝の背中に
しがみついた。
光輝はそれを確認してバイクを走らせた。
学校に到着して門の前にバイクを止めた。
「ありがとう光輝」
光輝にヘルメットを渡そうとしたけど…。
…どうしたんだろう。
眉間にしわがよってる。
その時あたしも気がついた。
登校中の周りの生徒があたし達に
注目してる。
「なぁ、お前大丈夫か?」
「何が?」
「噂されるぞ?」
「何を?」
「だから!年上の男と
付き合ってるって…」
「何か都合が悪い?」
あたしはそんなの気にしないし
逆にいい気分。
だってバイクで送ってもらえるなんて
超最高じゃん♪
「別にいいじゃん。
嘘ついてるわけじゃないもん」