Seven...YUKI


『…もしもし』



「あっ!もしもし?」



『何、どした?』



「あのね?今日何時に終わる?」



『えっと…3時くらい?』



「じゃあさっ…迎えに来てくれない?」



『はっ!?なんで』



「お願い!じゃあ4時に門のとこね?
ごめんね、ありがとう!」



ぷつっ



…切っちゃった。



困ったかな…迷惑だったかな…。



「なんだって?来てくれるって?」



「…一応4時に門のとこって
約束したけど…」



「じゃあ会えるんだ!やったね」



上機嫌でお弁当を食べ進めた深華。



…まぁ、大丈夫だよね…うん。










4時。



光輝が迎えに来てくれるのに…。


< 254 / 591 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop