Seven...YUKI
『…もしもし』
「あっ!もしもし?」
『何、どした?』
「あのね?今日何時に終わる?」
『えっと…3時くらい?』
「じゃあさっ…迎えに来てくれない?」
『はっ!?なんで』
「お願い!じゃあ4時に門のとこね?
ごめんね、ありがとう!」
ぷつっ
…切っちゃった。
困ったかな…迷惑だったかな…。
「なんだって?来てくれるって?」
「…一応4時に門のとこって
約束したけど…」
「じゃあ会えるんだ!やったね」
上機嫌でお弁当を食べ進めた深華。
…まぁ、大丈夫だよね…うん。
4時。
光輝が迎えに来てくれるのに…。