Seven...YUKI


いきなりぶつかったから変な声の光輝。



「ってぇ…雪?」



背中を押さえながら振り返った。



「あははっ!光輝~」



「お前おせぇんだよ!何分待たせんだ」



「ごめん!今日日直なの忘れてて…。
あっ!山村先生。
ご結婚おめでとうございます!」



光輝の目の前にいた山村先生におじぎ。



あれ?なんで光輝と先生が
一緒に話してるんだろう…。



先生に別にあたしの担任でもないのに。



「あぁ、ありがとう。…山村?
お前光輝と付き合ってんの?」



へ?光輝?



「え?…光輝知り合い?」



「うん。アニキ」



「へぇ~…アニキ…えぇ!?」



アニキ!!!???



え?え?え?



えぇぇぇぇぇぇぇ!!!???



確かに…言われてみれば雰囲気似てるし。



山村…一緒だし。


< 257 / 591 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop