Seven...YUKI
いきなりぶつかったから変な声の光輝。
「ってぇ…雪?」
背中を押さえながら振り返った。
「あははっ!光輝~」
「お前おせぇんだよ!何分待たせんだ」
「ごめん!今日日直なの忘れてて…。
あっ!山村先生。
ご結婚おめでとうございます!」
光輝の目の前にいた山村先生におじぎ。
あれ?なんで光輝と先生が
一緒に話してるんだろう…。
先生に別にあたしの担任でもないのに。
「あぁ、ありがとう。…山村?
お前光輝と付き合ってんの?」
へ?光輝?
「え?…光輝知り合い?」
「うん。アニキ」
「へぇ~…アニキ…えぇ!?」
アニキ!!!???
え?え?え?
えぇぇぇぇぇぇぇ!!!???
確かに…言われてみれば雰囲気似てるし。
山村…一緒だし。