Seven...YUKI
「そうっすか…この子。彼女?」
1人の男性スタッフに見つめられた。
「あっ…まぁ」
光輝がそう言った瞬間
近くにいたスタッフさんが一斉に
あたし達の周りに集まってきた。
「え!光輝さんの彼女っすか?」
「へぇ~。超美人ですね?」
「君。名前は?」
「…雪です」
光輝の影に隠れながら答えた。
「雪ちゃん!モデルとかやってないの?」
「…やってないです」
「もったいない!ちょっとおいで?」
「えっ…あの」
無理やり連れてかれた場所。
テレビとかでよく見る楽屋。
すっご…本物だぁ…。
部屋に圧倒されてるあたし。
「はいじゃあこの服に着替えて」
「え…何ですか」