Seven...YUKI
「やめっ…んっ…」
もうだめっ。
思わず光輝の体を押し上げた。
「だめっ!…はぁ…はぁ…」
死ぬかと思った…苦しかった~…。
「…何?…酸欠?」
「だって…こんなのしたことない…」
「いいじゃん。俺とすれば」
あたしの言葉を無視するように
また近づいてきた光輝の顔。
「ちょっ…ほんとに息できな…」
Plululu~♪
部屋中に携帯の着信音が鳴り響いた。
「あっ、ちょっと…光輝どいて!」
「ほっとけって」
そう言ってまた近づいてきた。
「どいて!」
そう言うとしぶしぶ体を起こした光輝。
あたしも急いで体を起こして
携帯をとる。
「も、もしもし」