Seven...YUKI


『あっ、もしもし雪!?
あんたなんで黙ってたのよ!!』



「あぁ、深華か。何?」



『何じゃないよっ!
なんでモデルやってること
あたしに黙ってたの!?』



「え!?…あぁ…ごめん…。
でもなんで知ってるの?」



『何その言い方!?ひどいよ雪~!!
あたしたち親友でしょっっ』



今にも泣きそうな深華。



「ちょっと待ってよ。言ってる意味が
まったく分かんないんだけど…」



『あたしは親友だと思ってたのに…。
こんな大切なこと黙ってるなんて
親友って言えないよーー!!』



「でも…モデルって言っても練習だし…。
雑誌に載るわけじゃないし…」



ってかなんで練習のモデルやってること
深華が知ってるの?



そもそもそこから話がかみ合わない。



『…え?練習』



「え…って…そうだけど?」



『雑誌に載るわけじゃないって…
でもちゃんと載ってるじゃん…雑誌に』



「え?そんなわけないよ。
あたし撮影とかしてないし…」



『だってちゃんと載ってるよ?
今月のSevenに』



「え…えぇぇぇ!!??」


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