Seven...YUKI
年齢が違う分いろんな話が聞けて
まるで施設にいた時と同じ感覚。
だけど…大変なのは学校の方。
そりゃあたしだって…同じ学校に
Sevenのモデルがいるとなれば
騒いじゃうけど…。
やっぱり自分が騒がれるとなると
本当に落ち着かない。
少し心配だったいじめは無いけど
どこにいても誰かに見られてる。
気の休まらない場所。
「雪ちゃん!!こっちこっち!!」
パシャパシャ
「そう!はいっ笑って」
パシャパシャ
「OK!じゃあ休憩」
カメラのフラッシュが消えあたしは
ライトのあたる場所から出た。
高いヒールから楽なスリッパに
履き替えお茶を飲もうとみんなが集まる
場所に向かった時、
「あれ?香奈さん」
最近撮影に来てなかった香奈さんがいた。
「うわっ!お腹でかっ」