Seven...YUKI
光輝…帰ってきたのかな。
あぁ~…まだ頭がずきずきする。
「雪?」
「ん…」
まだ意識がはっきりしてないあたし。
「雪?どうだ調子は…」
目を開けると目の前には
心配そうにあたしを覗き込む光輝。
「…あっおかえり」
「ただいま」
「けほっ…こほっ…」
あぁ…体がだるいよ…。
「雪…何か食べるか?」
「う…ん…あんまりほしくない…」
「何か食べないと体に悪いぞ?」
いきなり後ろから聞こえた声。
振り向くと高嶋がいた。
「えっ!?なんで高し…ごほっごほっ!!」
びっくりしすぎて咳き込んでしまった。
なんで高嶋がここにいるの!?