Seven...YUKI
行かないで…。
不思議そうにあたしを見つめる光輝に
首をふった。
「…ここにいろってこと?」
そう言いながら座る光輝にうなずいた。
「ったく…お前おこちゃまだな~」
そう言いいながらあたしの頭をなで、
あたしはそれに対して少し笑った。
「お前…俺のことからかってる?」
「…え?…」
「はぁ~…今お前が熱出してなかったら
襲ってるかも…」
「何それ…」
「お前が可愛いってこと」
可愛い?
「へへっ…」
何か風邪ひいて得したかも。
「何いちゃいちゃしてんだよ」
「…ん?…あれ」
光輝と高嶋の声で目が覚めた。