Seven...YUKI
あたしと光輝いつのまにか寝てたんだ。
「俺が頑張ってる時に仲良く
居眠りですか…まぁ、雪は
仕方ないとして…」
光輝に嫌みを言う。
「雪、おかゆ作った。食えよ」
「…いらない」
高嶋に借りができるのは嫌だ。
「雪。食わないと風治んねぇぞ!」
「…」
「雪。せっかく作ってくれたんだから
食べろよ」
光輝まで………でも嫌だ。
「…」
「高嶋。器貸して」
「はっ?」
「ほら、食え」
高嶋から器を奪った光輝は
れんげにすくったおかゆをあたしの
口に近づけた。
「…光輝」
「ほら。食えって。
やってる方は結構恥ずいんだから!!」
恥ずいって…確かにちょっと照れてる。