Seven...YUKI
「ごめん深華。仕事入っちゃって…。
すぐ行かなきゃ」
「はいはい。いってらっしゃい。
先生にはいつもみたいに
言っておけばいいんでしょ?頑張ってね」
食べ終わったパンの袋を丸めながら
言う深華。
「ありがと!じゃあね」
急いでかばんに荷物をつめ
教室から飛び出した。
学校まで迎えに来てくれた
スタッフさんと一緒に
スタジオまで急いだ。
「荷物はいつものとこ置いて
スタジオ来てね!
あたし先行ってるから」
「はい!分かりました」
あたしはスタッフさんにそう言いながら
楽屋に向かう。
あれ…あの人。
楽屋から出てきた人。
光輝の元カノだった。
なんで?…なんでここにいるの?
疑問に思いながらも楽屋に近づいた。
あれ?光輝。