Seven...YUKI
あたしの目の前にお茶を置いた
瞳さん。
なんか…納得できないな…。
「…何よ。飲みなさいよ、
ついであげたんだから」
「はい…いただきます」
あたしは一口お茶を飲んだ。
…?…なんか…。
頭がくらくらする…。
「ごめんね?…こうちゃんは渡せない」
瞳さんの顔がどんどんぼやけていった。
どんどんどん
…なんだろう…頭がぼやけてる。
あれ?…あたしいつのまに
寝てたんだろう…。
確か瞳さんが来て…瞳さんの入れた
お茶を飲んだら眠くなって…。
どんどんどん
何…うるさいな…。
どんどんどん
「……き…」