Seven...YUKI
誰?…誰の声?
「…頼むから…起きろ…」
…光輝…の声…。
どんどんどん
「雪…雪…」
「……光輝…うるさいよぉ?」
…なんで壁叩いてんの?
近所迷惑じゃん…。
頭を抑えながら体を起こした。
あれ?あたしいつのまにベッドに
寝てたんだろう。
光輝が運んでくれたのかな…。
「雪?…雪!?」
何か呼んでる…。
「はぁ?…どうしたの…って」
ベッドから降りて寝室を出た瞬間
目の前の光景に体が固まった。
頭を抑えて座りこんでる光輝に
上だけ服を着ていない瞳さん。
「なんで瞳さんが!?
ってかなんで上、服着てない…」
何してたの…2人で…。