Seven...YUKI


そう言ってるのにやめない光輝。



そんなあたし達を見てられないのか
立ち上がった瞳さんは、



「…ばか…ばか!!」



そう叫びクッションを投げつけ
部屋を出ていった。



「瞳さん!?」



あたしは光輝から離れて立ち上がり
瞳さんを追いかけようとしたのに、
光輝の力にまけ再び光輝の腕の中。



「ちょっ…やだっ…光輝」



「もう黙って…」



あたしの体をしっかり抱きしめ、
後頭部を支え逃がさないように
キスをする光輝。



深くて…激しくて…今までこんなキス
したことがないくらい苦しい。



だんだん息が出来なくなって
抵抗してたあたしの力は無くなり、



「…え?おい雪!?」



気絶する寸前の状態で床に倒れこんだ。



「…大丈夫…か?」



意識がもうろうとする中心配そうな
光輝の顔が目の前にある。



「…ははっ…大丈夫…だと…思うけど…」



「ごめん雪…」



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