Seven...YUKI


倒れてるあたしを撫でる光輝。



「いいよ…別に…たいしたこと…
はぁ…ないし…」



本当はたいしたことあるんだけど…。



謝られたら許さないわけないじゃん。



けどそんなあたしの考えとは反対に、



「そうじゃなくて…さ?
たいしたことないなら…
大丈夫ならもうちょっと」



なんて言ってせまってくる光輝。



「は?…ちょっ…」



こんな状態で…キスなんて無理!



「ちょっ…ちょっと待って!!」



あたしと光輝の間に手をはさみ、



「どうしたの光輝?変だよ…」



いつもならこんな強引にキスしない。



いつもの優しい光輝と違う。



「瞳に…媚薬飲まされて…」



体を起こした光輝が言った。



は!?



「び…やく…って、あの媚薬?」



性欲を強くする…あれ…だよね?


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