Seven...YUKI


「そっか。いや~めでたいめでたい」



嬉しそうな滝さん。



いいな…子供かぁ…。










「最近いいこと続きだよね~」



バイクから降りてエレベーターに向う
あたしはそうつぶやいた。



「そうだな」



「子供か…あたしもいつかはお母さんに
なるのかなぁ」


結婚して…子供産んで…。



「そしたらパパは光輝だよ?」



「え?」



部屋の鍵を開ける光輝は
あたしの言葉に驚いた。



「当たり前でしょ?あたしがママで…
う~ん…3人は欲しいな。
お兄ちゃんと妹2人」



「性別なんかコントロールできないぞ?」



「別にいいの。ただの想像なんだから」



部屋に入り、ソファーに座って
テレビをつけた。



「子供か…」



「何?光輝どうかした?」

< 392 / 591 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop