Seven...YUKI
「…今やらしい方に考えた?」
「え?」
「3人分って産むの時のこと
言ったんだけど~?」
「…産む時って…え?」
「痛いだろ?産む時。
それを3人分。頑張れ」
そう言いながらあたしの肩に
手を置く光輝。
「光輝のバカ!」
信じらんない!!
勘違いしたあたしがバカみたいじゃん!
「はいはい。
キスしてあげるから機嫌直して」
「絶!!対!!嫌!!!!」
叫びながらクッションを投げつけた。
でもこんな時、光輝はなぜか力強くて…。
簡単にあたしの動きを止めて、
無理やりキスをしてくる。
「んっ…ふっ…」
勘違いさせるようなこと言っといて
あたしを困らせるのに…
最後は結局…光輝のペース。
「…真っ赤だよ?雪」
意地悪にそう言った光輝はあたしが
抵抗するひまもなくキスを続ける。