Seven...YUKI
「どんなの?」
光輝のその言葉に1度顔をあげたあたしは
もう1度うつむく。
「息…出来なかった…」
苦しくて…たまに光輝がしてくれるキス。
それを高嶋と…。
思い出しただけでも気持ち悪い。
「…っざけんな…」
「え、あっ…んんっ!…ふぁ…」
うつむいていたあたしの顔を上げ、
強く抱きしめてキスをする光輝。
「こう…んっ…はっ…」
「…消毒…するって言っただろ…」
「消毒って…ちょっ…」
驚くあたしに再びキスをした光輝。
え…え!?
キスをしながらあたしの服に手を
かける光輝。
「…光輝っ!?」
キスを首筋へ移動しながらも
あたしの服から手を離さない光輝の
手を必死におさえるあたし。
「やだっ…ダメ…」
あたしは着ているパーカーを
半分脱がされた状態で押し倒された。