Seven...YUKI
ダイニングから出てそう言い
玄関に向かって走ろうとすると、
「いけません」
と言い、すごい力であたしの腕を
掴んだ。
「いたっ…」
「私どもが全力でガードするので
どうぞご安心を」
「さぁ、行きましょう」
そのままあたしは宮家の車に乗せられ
sevenのスタジオに向かった。
なんで?…何からあたしを守るの?
別に命を狙われてるわけでもないし…。
それよりも…なんであたしを引き取るの?
光輝…心配してるだろうな…。
連絡せずに一晩帰らなかったんだもん。
それに…昨日はあんなこと言われた
日だったのに。
あたし…最低だ。
数分してSevenのスタジオについた車。
あたしは車がとまった瞬間、
すぐさま車から飛び降りた。