Seven...YUKI
「…どういうことよ」
「自分の胸に聞けば?」
「ちょっと待っ…んんっ…」
無理やりキスをした高嶋はスカートにも
手をかける。
やだ…触んないで…。
……やだっ…。
目が覚めた時には目の前に高嶋がいた。
お互い向かい合い、高嶋があたしを
抱きしめてる。
…こう見れば…結構イケメンなんだよね。
いつまでもあたしにかまってないで
他に好きな人作ればいいのに…。
眠ってる高嶋を見つめて思う。
「…そんなに俺の顔かっこいい?」
え?
いきなり口を開いた高嶋はそう言うと
目を開けてにやっと笑った。
「いつから起きてたのよ」
「う~ん…だいぶ前から。
愛莉抱きごごち良くて寝そうだったけど」
そう言いながらキスをしようとする高嶋を
かわし高嶋の腕の中から抜け出した。