Seven...YUKI


「いました!愛莉さん発見しました!」



どうして分かったの?



「早く車に乗せろ」



あたしは抵抗したけど男の人…
しかもSPの力なんかに敵うはずも無く
車に乗せられた。



「愛莉、悪い子だね」



車に乗っていた松田はそう言って
抵抗するあたしの腕をしばった。



「お仕置きしないとね」



やだ…やだ…。



松田は車を走らせ向った場所は…ラブホ。



「やだやだ!!…ふっ…」



叫びまくるあたしは口をふさがれ、
怪しがっている受付の人に
ガン見されながら部屋に連れていかれた。



部屋に着くなりベッドに押し倒された。



「…愛莉。お前は悪い子だな。
逃げたって無駄なのに」



「んん~!!!」



「あの部屋には防犯カメラ。
愛莉が着てるその服には発信機。
あの部屋にある服には全てついている。
というよりも…愛莉が私の家に来た時から
愛莉の物には全て発信機をつけておいた」



そんな…。



「あのまま大人しくしていれば
こんなことにはならなかったのにな。
…愛莉、書類を見ただろ」

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