Seven...YUKI
ぞくっ
松田はそう言いながらあたしの服を
脱がし始めた。
…触らないで。
「見られたからには
こうするしかないんだ。分かるな?」
やだ…やだやだやだ。
涙を流したって松田はやめない。
松田が触れるとこ。
松田が見つめる場所。
どんどん汚れていく。
丈…あたし…汚れちゃったよ。
全て終えると松田は上機嫌で
シャワーを浴びにいった。
…今がチャンスだ。
逃げよう。
傷ついてる暇なんてない。
服を急いで着て部屋から出た。
ラッキーなことに
外で見張っていたSPは1人。
しかもいねむりをしていたおかげで
抜け出すことが出来た。